キリスト教をテーマにした作品を多く執筆した日本の作家、遠藤周作が史実に基づき創作した小説『沈黙』を「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督が映画化。脚本もスコセッシがジェー・コックスと共同で担当。実現までに二八年もの月日を要したとされる。江戸時代初期に行なわれたキリシタン弾圧の最中に日本を訪れたポルトガルの司祭の苦難を通して、信仰の意義を問う問題作で、原作は国内だけでなく海外でも高い評価を得ている。出演は「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのアンドルー・ガーフィールド、「96時間」シリーズのリーアム・ニーソン、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のアダム・ドライヴァー、「裏切りのサーカス」のキアラン・ハインズら外国勢に加え、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった日本人俳優が共演。またスタッフも一流で、撮影は「ブロークバック・マウンテン」のロドリゴ・プリエト、美術はオスカーに三度輝くダンテ・フェレッティ、編集は「ディパーテッド」のオスカー・ウィナー、セルマ・スクーンメーカーという面々。ロケは台湾などで行なわれた。
スタッフ・キャスト
[監督]マーティン・スコセッシ
[出演]アンドルー・ガーフィールド、窪塚洋介、リーアム・ニーソン
配給:2016年アメリカ映画/KADOKAWA配給
公開日:1月21日公開 (c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
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