「歌え！ジャニス・ジョプリンのように」のサミュエル・ベンシェトリ監督・脚本で、ある団地を舞台に3組の男女の交流を描くドラマ。イザベル・ユペール、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、マイケル・ピットらが出演。エレベーターが不調な団地。2階に住むスタンコヴィッチは、自分はエレベーターを使わないから分担金を払わないと突っぱねるが、脚を故障し車椅子生活に。ほかの住人の使わない深夜にこっそりエレベーターを使い、病院のスナック販売機に通う。そこで深夜勤の看護師（ヴァレリア）と出会って恋に落ち、写真家と偽って彼女の写真を撮ろうとする。いつも母が不在のハイティーンの学生シャルリは、隣に越してきた盛りを過ぎた女優ジャンヌ（イザベル）と知り合い、彼女が舞台に出演するための手助けをしようとする。アメリカの宇宙飛行士ジョン（ピット）は宇宙滞在を終えて地球に戻ってくるが、なぜかこの団地に不時着する。