学校から見放された問題児クラスがベテラン教師の行なったある授業で一変した。パリの高校での実話をマリー・カスティーユ・マンシオン・シャール監督が映画化。主演はマリアンヌ・アスカリッド。生徒役アハメッド・ドゥラメは元問題児クラスで自身の体験を監督と共に脚本にまとめた。貧困層が多く暮らすパリ郊外にある高校。落ちこぼれクラスの担任になった歴史教師アンヌ(マリアンヌ)。クラスの生徒は、いつも醒めているマリック(ドゥラメ)、怒りっぽいメラニー(ノエミ・メルラン)、協調性のないオリビエ(モハメド・セディッキ)ら問題児ぞろい。アンヌは生徒たちに、全国歴史コンクールへの出場を提案する。テーマは“強制収容所の子供たち”。しかし彼らはやり方がわからない。あきらめムードが漂うある日、アンヌが一人の老人を教室に招く。彼は強制収容所の数少ない生存者だった。彼の話を聞く生徒たちの頬を涙が伝う。その日を境に何かが変わった。
スタッフ・キャスト
[監督]マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール
[出演]マリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ
上映時間:1時間45分
配給:2014年フランス映画/シンカ配給
公開日:8月6日公開 ©4 Loma Nasha Films - Vendredi Film - TF1 Droits Audiovisuels - UGC Images - Ance 2 Cinéma - Orange Studio
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