「冬の小鳥」のウニー・ルコント監督の6年ぶりとなる長編第2作。母と娘の運命的な再会を自分自身の人生に重ねて描く。出演はセリーヌ・サレット、アンヌ・ブノワら。パリで理学療法士をしているエリザ(セリーヌ)は、夫と8歳の息子ノエと暮らしている。彼女は生みの母を知らず、養父母の了解を得て実母の調査を専門機関に託していたが、法律に阻まれその行方はわからない。ついにエリザは自ら調査するため、自分の生誕地である港町ダンケルクにノエと共に移り住む。そこでノエが通い出した小学校で給食や清掃を担当する中年女性アネット(アンヌ)が背中を痛め、エリザの診療室にやってきた。診察を重ねるうちに二人は親密度を増していく。やがてアネットはエリザが養子として育ったことを知り、自分が30年前に生み、放棄した子供ではないかと思い始める。
スタッフ・キャスト
[監督]ウニー・ルコント
[出演]セリーヌ・サレット、アンヌ・ブノワ
上映時間:1時間44分
配給:2015年フランス映画/クレストインターナショナル配給
公開日:7月30日公開 ©2015 - Gloria Films - Pictanovo
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