30年前の母の死の真相を追い求める男とその家族の葛藤を描くドラマ。主演は「アンタッチャブルズ」のローラン・ラフィットで、メラニー・ローラン、オドレー・ダナ、ビュル・オジエの共演。監督はフランソワ・ファヴラ。離婚直後のアントワーヌ（ラフィット）は、妹アガッタ（メラニー）と共に母の30回目の命日を偲びに亡くなった避暑地“ミモザの島”にやって来た。だがそこで思いがけない話を聞かされ、アントワーヌは母の死の真相を追い求め始める。事故を起こして病院に運ばれたアントワーヌは遺体修復師のアンジェル（オドレー）という女性と知り合い親しくなっていくが、母の死の謎を追う気持ちに変りはない。だが家族の中では母の死について語ることはタブーになっており、再婚して新しい家庭を築いた父や祖母は頑なにその話題を避けようとする。