2010年のアカデミー外国語映画賞を受けた「瞳の奥の秘密」のリメークで、「オデッセイ」のチュイテル・イジョフォーが主演、ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマンという二人のオスカー女優が共演。監督・脚本は「ニュースの天才」のビリー・レイ。夜ごとパソコンで全米の受刑者を調べていた私立探偵レイ（イジョフォー）は、探していた男を見つけたと思った。彼はかつて共に捜査した検事クレア（ニコール）を訪ねる。13年前の2002年。前年のテロの影響でロサンジェルスにもテロ対策合同捜査班が設置され、FBIのレイは検察局捜査官のジェス（ジュリア）とコンビを組み、新任検事補のクレアも加わってモスクを監視していた。そんな時に事件は起こった。なんと被害者はジェスの一人娘キャロリン。手掛りを掴んだレイは検事に報告するが逮捕されたのは別人。レイが目星をつけたマージンという男はレイの同僚がテロ組織の情報屋として使っていたため、別人が逮捕されたのだ。