メキシコの次世代を担う監督として注目されるミシェル・フランコの長編第3作で、カンヌ国際映画祭で脚本賞受賞。終末期の患者とその看護師の現実的な問題を直視したドラマ。主演はティム・ロスで、ほかにサラー・サザーランド、ロビン・バートレットらが共演。余命が短い終末期患者のケアをしている看護師のデヴィッド(ロス)は、息子の死を機に、今は妻ローラや娘ナディア(サラー)と離れ、一人暮しをしている。孤独な彼の日常は在宅患者と向き合い、親密な関係を築くことだった。時にそれは本当の家族以上になり、周囲の人々も怪訝に思うほどで、デヴィッドにとっては患者が望むよりも強い絆が必要だったのだ。
スタッフ・キャスト
[監督]ミシェル・フランコ
[出演]ティム・ロス、サラー・サザーランド
上映時間:1時間34分
配給:2015年メキシコ=仏映画/エスパース・サロウ配給
公開日:5月28日公開 Lucia Films-Videocine-Stromboli Films-Vamonos Films-2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit
「オフィシャルサイト」