「シックス・センス」のM・ナイト・シャマランが監督・脚本・製作を手がけたスリラー。一度も会ったことのなかった祖父母のもとを初めて“訪問”した10代の姉弟が体験する背筋の凍るような恐怖を描く。出演はオリヴィア・デヨング、エド・オクセンボールド、キャスリン・ハーンら。映像製作に夢中な15歳のベッカ（オリヴィア）と、ラップ・ミュージックが得意な13歳のタイラー（オクセンボールド）はとても仲のいい姉弟。二人の母親（キャサリン）は若い時に両親の反対を押し切って駆け落ちして以来、両親とは絶縁状態。つまりベッカもタイラーも生まれて一度も祖父母に会ったことがなかった。そんな中、祖父母からの誘いで二人は初めて彼らのもとを訪れることになり大喜び。ペンシルべーニア州の小さな町の外れにある古びた家。携帯の電波は届かず、母親とはパソコンのスカイプで連絡を取り合うことに。滞在は一週間。孫の初訪問を歓迎する祖父母との生活に不満や不安があるはずがなかった。だがその夜、寝ているはずの祖母の異常な行動を目にした二人は思わず背筋が寒くなる。次の晩、祖母の行動はさらに不気味なものに。