マフィアにすべてを奪われた伝説の殺し屋が復讐に立ち上がる……「マトリックス」シリーズなどのキアヌー・リーヴズ主演のスタイリッシュ・アクション。ＴＶ「ゲーム・オブ・スローンズ」のアルフィー・アレンをはじめ、ウィレム・デーフォー、ミカエル・ニクヴィストらが共演。チャド・スタエルスキーの監督デビュー作。最愛の妻ヘレンを病で亡くしたジョン・ウィック（リーヴズ）は、悲しみが癒えることはなかったが、妻が死の直前に贈ってくれた子犬デイジーと共に暮らし、次第に心も落ち着いていく。しかし、そんなジョンの愛車マスタングにロシア系のマフィア、ヨセフ（アレン）が目をつけ、ある夜、仲間と強奪に入る。ジョンを痛めつけ、デイジーを撲殺したヨセフたちはマスタングを奪い盗難車ビジネスを営むオーレリオのもとに持ち込む。だがオーレリオはそれがジョンの愛車であることに気づき、ヨセフを追い返してしまう。オーレリオはヨセフの父であるニューヨーク・マフィアのボス、ヴィゴ（ニクヴィスト）に事の次第を報告。ヴィゴはヨセフに制裁を加える。『お前のやったことには怒っていない。だが相手が悪すぎる』実はジョンは、かつて殺し屋を殺すことを生業とする最強の暗殺者でヴィゴとも親交があったが、愛する人の存在ゆえに引退した過去があったのだ。