22年前、一人の男が世界最高のテーマパークを建設するという夢に挑んだ。遺伝子工学で甦った本物の恐竜たちが、観客にスリルと興奮を提供するジュラシック・パーク。その夢が、いま現実のものとなる。ジュラシック・ワールドと名前を変えて。
　スティーヴン・スピルバーグ監督の最大のヒット作となった恐竜映画の金字塔「ジュラシック・パーク」の14年ぶりとなるシリーズ最新作。舞台は“あの悲劇”から二二年後。連日二万人もの観光客で賑わうジュラシック・ワールドで、新種恐竜が脱走するという最悪の事態が勃発。園内にはパニックが広がり、恐竜たちはジャングルの奥地や上空へ次々と逃亡する。戦場と化したテーマパークに、もはや人間たちの逃げ場はない。
　恐竜行動学のエキスパートで元軍人のオーウェンに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラット。パークの運営マネージャーのクレアに「ヘルプ／心がつなぐストーリー」のブライス・ダラス・ハワード。そのほかヴィンセント・ドノフリオ、オマール・シー、B・D・ウォンらの共演。スピルバーグが製作総指揮に回り、彼がシリーズの後継者に指名したコリン・トレボローが監督を務める。