ある金曜日に解雇を宣告された女性サンドラ。復職の条件は、16人の同僚の過半数にボーナスを諦めてもらうことだった。同僚を説得するため、彼女の長い週末が始まる――「ある子供」などで二度のパルムドールに輝くジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が試練に立ち向かう女性を通して、人の絆や強さを描く社会派ドラマ。「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のマリオン・コティヤールがヒロインを演じ、本年度アカデミー賞の主演女優賞候補に上った。すべては金曜日の一本の電話から始まった。体調不良でソーラーパネル工場の仕事を休職していたサンドラ(マリオン)は突然上司に解雇通告を受ける。社員にボーナスを支給するためには誰かを解雇する必要があるというのだ。ようやくマイホームを手に入れ、夫のマニュ(ファブリツィオ・ロンジオーネ)とともに家族を養おうとしていた矢先の出来事。月曜には、ボーナスを選ぶかサンドラを選ぶか、16人の社員による投票が行なわれる。その週末、サンドラは同僚を説得して回ることになる。
スタッフ・キャスト
[監督]ジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ
[出演]マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジオーネ
上映時間:1時間35分
配給:2014年ベルギー=仏=伊映画/ビターズ・エンド配給
公開日:5月23日公開 ©Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma
「オフィシャルサイト」