韓国の鬼才キム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」に続く新作で、脚本・撮影も担当している。出演はチョ・ジェヒョン、ソ・ヨンジュ、イ・ウヌ。台詞が一切なく、笑う、泣く、叫ぶという感情表現だけで構成された実験的な作品。父(チョ)、母(ウヌ)、息子(ソ)の3人で暮らす上流家庭。父は近くの雑貨店の女(ウヌ2役)と浮気しており、それに気づいた母は父の性器を切り取ろうとする。それに失敗すると今度は息子の性器を切り取り、家を出ていった。父は罪悪感から女との関係を断ち切り、自らの性器も手術で切り取ってしまう。息子は女の店に行くがそこで同級生に絡まれ、不良たちに救ってもらった。だがその不良たちは次々と女を犯す。息子も強姦罪で不良たちと共に逮捕されるが、父が性器のないことを証明し無罪に。しかし不良に怪我をさせたため収監されてしまう。
スタッフ・キャスト
[監督]キム・ギドク
[出演]チョ・ジェヒョン、イ・ウヌ
上映時間:1時間23分
配給:2013年韓国映画/武蔵野エンタテインメント配給
公開日:12月6日公開 ©2013 Kim Ki-duk Film. All Rights Reserved.
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