「フライト・ゲーム」の監督ハウメ・コジェ・セラが製作し、スペインの新鋭ホルヘ・ドラドが監督した異色ミステリー。主演は「裏切りのサーカス」のマーク・ストロングと「ブリングリング」のタイッサ・ファーミガで、他にブライアン・コックス、インディラ・ヴァルマらが共演。他人の記憶に入る特殊な能力を持つ探偵ジョン（ストロング）は、妻の自殺のトラウマから家に引きこもっていたが、上司のセバスチャン（コックス）から仕事を命じられる。富豪の一人娘アナ（タイッサ）の拒食状態を解決しろというのだ。ジョンは早速ミアが家族と暮らす郊外の邸宅におもむき、調査を開始する。だがアナの記憶の中でジョンが目にするのはあまりにも衝撃的な出来事ばかりだった。アナはジョンに心を開き食事もするようになったが、看護婦のジュディス（インディラ）が階段から転落するという事件が起きる。継父はアナが突き落としたのだと主張するが、アナは継父が自分を施設に入れるために仕組んだのだと無実を訴える。