核爆弾によるテロに襲われたイギリスで16歳の少女が必死に生き抜こうとする姿を描く青春映画。主演は「ザ・ホスト 美しき侵略者」のシアーシャ・ローナンで、ジョージ・マッケー、トム・ホランドといったイギリスの若手男優が共演。監督は「第九軍団のワシ」のケヴィン・マクドナルド。16歳のアメリカ人少女デイジー(シアーシャ)が、一夏を初めて会う従兄弟たちと過ごすためイギリスにやってきた。出生時に母を亡くし、複雑な環境で育ったデイジーは、自意識が強くかたくなだった。だが彼女の訪問を歓迎する従兄弟たち、17歳のエディ(マッケー)、14歳のアイザック(ホランド)、そして末っ子のパイパー(ハーリー・バード)らとの交流は、次第にデイジーの心を溶かしていく。そんなある日、叔母さんが仕事でジュネーブに旅立ったあとピクニックに出た彼らは、遠くで轟音が響くのを聞き、白い灰が雪のように降ってくるのを目にする。急いで家に戻りテレビをつけると、ロンドンで反体制派の核テロが勃発、何万人もの市民が犠牲になり、戒厳令が敷かれたというニュースが入る。ライフラインも止まったため彼らは近くの納屋に移り住むが、その頃にはデイジーとエディは互いに離れられない存在となっていた。
スタッフ・キャスト
[監督]ケヴィン・マクドナルド
[出演]シアーシャ・ローナン、ジョージ・マッケー
上映時間:1時間41分
配給:2013年イギリス映画/ブロードメディア・スタジオ配給
公開日:8月30日公開 ©The British Film Institute/Channel Four Television Corporation/HILN Ltd. 2013
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