ハエが主人公という「マッキー」が日本でも話題を呼んだS・S・ラージャマウリ監督のアクション・コメディー。コメディアンとして人気のスニールと新進女優として注目されているサローニの主演。1982年、対立する二つの家族の抗争で、ラミニドゥの弟とラガワ・ラーオが一騎打ちの果て両者とも命を落とした。ラミニドゥは復讐のためラーオの息子を殺すと誓うが、ラーオの妻はまだ赤ん坊のラームを連れ村を去っていった。28年後、ラーム（スニール）は過去のことは知らずに荷物配達の仕事をしていたが、自転車では効率が悪いと首になってしまう。自分が土地を相続していることを知ったラームは、その土地を売って車を買い、仕事を得ようと故郷の村に向かう。途中の駅でアパルナ（サローニ）という魅力的な女性と出会い、彼女に惹かれるものを感じた。