2001年のヒット作「モンスターズ・インク」から生まれたディズニー／ピクサーの人気キャラクター、マイクとサリー。モンスター界最恐の“怖がらせ屋”のふたりはどのように出会い、なぜコンビを組むことになったのか？　前作から過去へ時代をさかのぼり、ふたりの大学時代の出会いとモンスター界最大の事件を描く３Ｄアニメーション。
監督は「トイ・ストーリー３」のストーリー・アーチストだったダン・スキャンロン。前作に続き、マイクの声をビリー・クリスタル、サリーの声をジョン・グッドマンが演じるほか、「クィーン」のヘレン・ミレンが学長役の声優として新たに参加している。製作総指揮はジョン・ラセター。

マイクとサリーが“怖がらせ屋”としてコンビを組むずっと前の物語……モンスターズ・ユニバーシティの“怖がらせ学部”に入学したマイク。世界中からエリートが集まり、一流企業への登竜門といわれる名門学部だ。ピカピカの新入生マイクは同級生のサリーと出会う。サリーは優秀な一族の出身で、将来を期待されるホープ。体も大きく吠え声も立派だ。マイクは彼をライバル視するが、まるで相手にされない。
サリーとは対照的に、マイクは体も小さく見た目もカワイイ。それは怖がらせ屋として致命的な欠点だった。でもそんなコンプレックスにめげるマイクではなかった。情熱では誰にも負けないマイクは猛勉強を重ね、やがてクラス一の秀才として認められていく。自信家でなまけ者のサリーにはそれが面白くない。彼は彼で大きすぎる期待というプレッシャーと戦っていた。
ところが期末試験当日、反発しあっていたマイクとサリーがトラブルを起こし、学部追放の罰を受けてしまったのだ。あきらめられないマイクは学長に“サークル対抗怖がらせ大会”への出場を直訴し、もし優勝すれば学部へ復帰させてもらう約束をとりつける。ただし優勝を逃せば今度は大学追放。追いつめられたマイクに手を差し伸べたのは、敵対していたはずのサリーだった。モンスター界の最強コンビがここに誕生した！