大統領を人質にホワイトハウスを占拠したテロリスト集団に立ち向かう元護衛官の闘いを描くサスペンス・アクション。出演はジェラード・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンら。監督は「ザ・シューター」のアントワン・フークア。
　かつては大統領（エッカート）付きシークレットサービスだったマイク（バトラー）。だが不慮の事故で大統領夫人を死なせてしまった彼は任を解かれてしまう。
　1年半後、首脳会談のため韓国首相がホワイトハウスに到着。突然、偽装した攻撃機が出現、同時に数十人のテロリストがホワイトハウスに突入してきた。閣僚たちは地下シェルターへと避難。だがその瞬間、韓国首相の護衛団が発砲し大統領らを人質に。護衛団のリーダー、カンこそがテロの首謀者だったのだ。だが、現場に駆けつけたマイクが邸内に忍び込んでいることに敵は気付かなかった。
　シークレットサービス長官はじめ国防のトップがペンタゴンに集められ、下院議長トランブル（フリーマン）が大統領代理を務める。カンの要求は、日本海域の第七艦隊および北朝鮮の軍事境界線からの米軍の撤退。この要求をのめば韓国は北朝鮮の手に落ちる。ホワイトハウスの内部を熟知するマイクは、特殊部隊出身のスキルを生かして次々と敵を倒していく。だがカンもまた大きな切り札を隠していた……