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塀の中のジュリアス・シーザー

実際の刑務所で服役者たちに演じさせた芝居を撮影するという、「復活」のパオロ&ヴィットリオ・タヴィアニ兄弟監督による斬新な試みで、脚本もタヴィアニ兄弟が担当。2012年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞している。
舞台でシェークスピアの「ジュリアス・シーザー」が演じられている。終幕に近いシーン。やがて終演して舞台に全キャストが集まり挨拶する。観客はスタンディング・オベーションで大きな拍手を送る。観客がはけ、照明も消され、俳優が引き上げる。ここはローマ近郊のレビッビア刑務所重警備棟。芝居を演じた囚人たちが監房へ帰っていく。
六か月前。刑務所長が新年度の演劇実習の開始を囚人たちに告知する。指導する演出家が演目を『ジュリアス・シーザー』だと発表し、オーディションが始まった。各々、氏名、誕生日、出生地、父親の名前を、悲しみと怒りを表現する二つの言い方でしゃべるのだ。配役が決まり、刑務所内の劇場が修理中のため所内の各所で稽古が始まる。それぞれの監房で、掃除をしながら、廊下で、遊戯場で、懸命に稽古する俳優たち=囚人たち。
一般観客を迎えるお披露目に向けて、稽古は繰り返されていく。

スタッフ・キャスト
[監督]パオロ&ヴィットリオ・タヴィアニ
[出演]サルヴァトーレ・ストリアーノ、ジョヴァンニ・アルクーリ
上映時間:1時間16分
配給:2012年イタリア映画/スターサンズ配給
公開日:1月26日公開
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