ラッパーの“50セント”ことカーティス・ジャクスン(「セットアップ」)が主演と共に製作も務めたクライム・アクション。共演は「キラー・エリート」のロバート・デニーロ、「キリング・ショット」のフォレスト・ホィッテカーら。ミュージック・ビデオ出身のジェシー・テレロが監督にあたっている。
元ストリート・ギャングだったジョナス(ジャクスン)は更正し、亡き父と同じニューヨーク市警の警官になった。父の相棒だったサルコーネ警部(デニーロ)は彼に目をかけてくれるが、バーや売春宿で子飼いの警官たちを堕落させ、ジョナスの教育係であるラルー警部補(ホィッテカー)と共に麻薬商売に手を染めている悪徳警官だった。ジョナスは市警の実態に驚きながらもサルコーネの教えを受け入れ次第に信頼を得ていく。
だが恩人の女性リディアから驚愕の事実を知らされる。ジョナスの父もかつてサルコーネの仲間だったが、いまは亡きリディアの夫ベッキオ検事補に協力して市警の腐敗の実態を暴こうとしたため、ベッキオ共々サルコーネとラルーに抹殺されたというのだ。しかも彼らの陰には街の麻薬王バエズがいるという。
ジョナスは父の仇を討つため、サルコーネらを罠にかけようとする。
スタッフ・キャスト
[監督]ジェシー・デレロ
[出演]カーティス・ジャクスン、ロバート・デニーロ
上映時間:1時間36分
配給:2011年アメリカ映画/日活配給
公開日:1月12日公開
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