世界中を魅了したロマンチック・サーガがついに最終章を迎える。永遠の命を持つ美しきバンパイア、エドワードと人間の少女ベラの禁断の愛。そして二人を待ち受ける数奇な運命と冒険を描いた「トワイライト」シリーズ。前作「ブレイキング・ドーンPart1」で結婚式を挙げた直後、新婚旅行先でエドワードと結ばれたベラに異変が。お腹に子供を宿した彼女は、瀕死の状態に陥りながら出産に踏み切る……この最終章では、ベラが生んだ娘レネズミをめぐって、バンパイア族の壮大な決戦が繰り広げられることに。
主演はもちろんエドワード役のロバート・パティンスンとベラ役のクリステン・スチュアート。さらにジェイコブ役のテーラー・ロートナーはじめ、アシュリー・グリーン、ニッキー・リード、ケラン・ラッツ、ジャクスン・ラスボーン、ピーター・ファシネリー、エリザベス・リーサーらレギュラー陣が勢揃い。ベラたちの娘、レネズミを新星マッケンジー・フォイが演じている。監督は前作に続きビル・コンドンが担当する。
壮絶な出産体験から目覚めたベラ(クリステン)は、エドワード(パティンスン)との娘レネズミ(マッケンジー)の母親となると同時に、ついにバンパイアとして転生した。彼女には並外れたスピードや、人間を襲わない自制心など他のバンパイアにはない能力が身についていた。喉の渇きをいやす“狩り”を覚えた彼女はカレン家に戻り、娘に対面する。レネズミは異様な速度で成長していたが、エドワードもベラもカレン家の家族も彼女を愛する気持ちに何の変りもなかった。変身を遂げたベラのもとをジェイコブ(ロートナー)が訪れる。彼はカレン家とは別の特別な絆をレネズミに感じていた。
平穏が訪れたかに見えたその頃、カレン家の親戚でターニャの一族のイリーナ(マギー・グレース)が、森の中でレネズミとカレン家の狩りの姿を遠方から目撃する。バンパイアの掟に敏感な彼女はレネズミがバンパイア族では忌み嫌われる“不滅の子”と思い込み、彼女の存在をすべてのバンパイア族の頂点に立つヴォルトゥーリ族に密告してしまう。危機感を抱いた族長のアロ(マイケル・シーン)らヴォルトゥーリの面々は強大な勢力を集め始め、レネズミとカレン家の“粛清”を行なおうとする。
スタッフ・キャスト
[監督]ビル・コンドン
[出演]クリステン・スチュアート、ロバート・パティンスン
上映時間:1時間56分
配給:2012年アメリカ映画/角川映画配給
公開日:12月28日公開
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