「フェイク・クライム」のキアヌー・リーヴズが企画・製作しナビゲーターを務めた、映画の現在と未来を探るドキュメンタリー。監督はクリス・ケニーリー。
長年、俳優として活躍してきたリーヴズは、同時に撮影の現場で製作過程の変遷を目にしてきた。フィルムでの撮影から次第にデジタル撮影が増えてきている現状の中、自らがホスト役となって監督をはじめとする現場スタッフにインタビューしていく。フィルムとデジタルはどちらが優れているのか、あるいはそれぞれに長所があるのか。これからの映画はデジタルに移行していくのか。
登場する監督はマーティン・スコセッシをはじめ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デーヴィッド・フィンチャー、クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソーダーバーグ、ラース・フォン・トリアー、ダニー・ボイル、ロバート・ロドリゲス、バリー・レヴィンスン、ジョエル・シューマカーら一流揃い。他にも撮影監督のヴィットリオ・ストラロ、編集技師のウォルター・マーチ、俳優のジョン・マルコヴィッチ、VFXのデニス・ミューレンといった様々な職種の人々がリーヴズの質問に答え、映画の過渡期である現在の状況とこれからについての展望を語っていく。
スタッフ・キャスト
[監督]クリス・ケニーリー
上映時間:1時間39分
配給:2012年アメリカ映画/アップリンク配給
公開日:12月22日公開
「オフィシャルサイト」