アカデミー賞監督バリー・レヴィンスンの息子サム・レヴィンスンの監督第一作(兼脚本)で、サンダンス映画祭で脚本賞を受賞した。主演は製作も務めるエレン・バーキンで、他に「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラー、デミー・ムーア、ケート・ボズワースらの共演。
前夫ポールとの息子ディランの結婚式のため今の家族を連れて久々に里帰りしたリン(エレン)だが、ポールもその再婚した妻パティ(デミー)も嫌味三昧。母のドリス(エレン・バースティン)は認知症の夫ジョー(ジョージ・ケネディー)の世話で神経衰弱気味なので、リンを慰めるどころではない。おまけに離れて暮らす娘のアリス(ケート)は自傷癖があり、再婚した夫リーとの間の子供エリオット(ミラー)はドラッグ中毒、ベンは自閉症とみんなどこかおかしい。
久しぶりに一堂に会した家族だが、お互いが抱える悩みやら問題をまったく理解しようとはしない。みんなわがままで身勝手なのだ。抑圧されたそれぞれの悩み、苦しみは結婚式が近づくに連れて次第に高まっていく。
そしていよいよ結婚式の日、幸せな祝いの席にもかかわらず、ついにそれまでのうっぷんを晴らすような大騒ぎが巻き起こされることになってしまうのだった。
スタッフ・キャスト
[監督]サム・レヴィンスン
[出演]エレン・バーキン、エズラ・ミラー
上映時間:1時間59分
配給:2011年アメリカ映画/彩プロ配給
公開日:12月1日公開
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