「ハンガー・ゲーム」のジェニファー・ローレンスが主演するサスペンスで、原案は「ターミネーター３」のジョナサン・モストー。共演はマックス・シエリオット、エリザベス・シューらで、監督は新鋭のマーク・トンデライが担当。
女医の母サラ（エリザベス）と二人、シカゴから森に囲まれた郊外の一軒家に引っ越してきた高校生のエリッサ（ジェニファー）。格安物件だが彼女たちの隣の家では数年前忌まわしい事件が起きていた。そこに住んでいたキャリー・アンという少女が両親を殺害し、その娘は行方不明のままという。その家にはキャリー・アンの兄ライアン（シエリオット）が預けられた先からこっそり戻ってきて一人で住んでいた。最初は不気味に思っていたエリッサだが、ライアンが心優しい少年だと知り、親しくなるにつれ孤独な彼を庇いたくなる気持ちがわいてくる。幼い頃、一緒に遊んでいる最中に妹がけがを負い、それが原因で妹はおかしくなったとライアンは責任を感じていた。
だがライアンは誰にも知られてはいけない秘密を、家の地下室のさらに奥深くの部屋に隠していた。そこから彼が隠していた者が逃げ出したとき、町は恐怖に包まれ、エリッサにも思いもよらない危機が迫ってくる。