ロバート・レッドフォードの4年ぶりの監督作で、アメリカで初めて死刑になった女性とその弁護士を描いたドラマ。出演は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のジェームズ・マカヴォイ、「マネーボール」のロビン・ライト、「抱きたいカンケイ」のケヴィン・クラインら。
南北戦争が終わり、北軍の大尉だったフレデリック(マカヴォイ)は弁護士として再出発することにした。そんな折、大事件が起きる。リンカーン大統領が暗殺されたのだ。腹心だったスタントン陸軍長官(クライン)は逮捕された犯人たちを軍法会議にかける。その犯人の中に一人の女性がいた。メアリー・サラット(ロビン)。主犯のジョン・ブースらにアジトを提供したとして共犯とみなされたのだ。
フレデリックは元司法長官のジョンソン上院議員(トム・ウィルキンスン)から彼女の弁護を依頼される。最初はしぶっていたが、メアリーに面会し、その娘アンナ(エヴァン・レーチェル・ウッド)と話すうち、彼女は本当に無罪なのではないかと思うようになるフレデリック。だが裁判は一方的に進められ、証拠や証人も訴追側の思うがままだ。フレデリックは事情も話さずただ無罪を主張するメアリーが何かを隠しており、それが彼女を無罪にするたった一つの証拠だと考えた。そしてメアリーの反対を押し切り、その証拠を法廷に提出するのだが……
スタッフ・キャスト
[監督]ロバート・レッドフォード
[出演]ジェームズ・マカヴォイ、ロビン・ライト
上映時間:2時間2分
配給:2011年アメリカ映画/ショウゲート配給
公開日:10月27日公開
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