“ドクター・スース”ことシオドア・ガイゼルのベストセラー絵本を、「怪盗グルーの月泥棒3D」のチーム(監督クリス・ルノー、脚本シンコ・ポール&ケン・ダウリオ、製作クリス・メレダンドリ)が映像化したアトラクション感覚あふれるアニメ。声の出演はダニー・デヴィートー、ザック・エフロン、テーラー・スウィフトほか。
十二歳の少年テッドの住む町スニードヴィルは空気汚染が進み、住民はオヘアという男から空気を買って生活している。この町には本物の木が一本もないが、テッドが憧れる女子高生オードリーは生きた木を欲しがっていた。それを知ったテッドが家族に相談すると、一面緑だった昔を覚えているおばあちゃんがワンスラーという男の存在と彼の居場所を教えてくれた。
テッドはワンスラーに会うため初めて町の外に出るが、そこは空気も水も汚染された灰色の世界。そんな土地に住むワンスラーは、木に関心があるというテッドに興味を覚え、なぜこの土地に木がなくなったかを話し始める。それは若き日のワンスラーのせいだった。彼は若い時にある製品を作るためその材料を探し、美しい自然のあるトラッフラの谷を見つけた。そこで材料にしようと木を切ると、樹木の代弁者ロラックスおじさんが現われ木を切るなと言う。しかしワンスラーは木を切り続け、ついにその谷には木は一本もなくなってしまい、ロラックスおじさんはどこかに消えてしまった。だが、木の最後の種をワンスラーは持っていた。その種を町の真中に植えれば木は復活し、ロラックスおじさんも戻って来るという。ところがオヘアが邪魔をする。果たしてテッドは無事に種を植え、ロラックスおじさんも戻って来るのだろうか。
スタッフ・キャスト
[監督]クリス・ルノー
上映時間:1時間26分
配給:2012年アメリカ映画/ユニバーサル映画=東宝東和配給
公開日:10月6日公開
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