第一作から十年、最新3Dを駆使したパート５がいよいよ公開。
　巨大企業アンブレラ社が極秘に開発したT-ウィルス。このウィルスに感染した人間は生ける死人アンテッドと化し、それが人々を襲うことによりウィルスは世界中に蔓延していく。この恐るべき"バイオハザード”に立ち向かう美しき女戦士アリス。実は彼女は全人類でただ一人、T-ウィルスに感染しながらアンデッドに変異しない究極の遺伝子を持った女性だった。アリスの遺伝子を手に入れるべく彼女を追うアンブレラ社、人類滅亡の元凶アンブレラ社の壊滅に命を賭けるアリス。
一作ごとにスケールとパワーを増幅させつつ、両者の戦いは熾烈を極めていく。

主演のミラ・ジョヴォヴィッチを筆頭に、ミシェール・ロドリゲス（「?」）、シエナ・ギロリー（「?」）、中島美嘉（「?」）、オーディド・フェール（「?」「?」）、ポリス・クジョー（「?」）らこれまでの出演者に加え、謎の女スパイ、エイダ役で「1911」のリー・ビンビン、レオン役でヨハーン・アーブ、バートン役でケヴィン・デュランドらが新参入。監督・脚本・製作（共同）を務めるのはもちろんポール・W・S・アンダースン。

生存者コールを受け、洋上に浮かぶ巨大艦へと向かったアリス（ミラ・ジョヴォヴィッチ）たち。だが、それはアンブレラ社の司令艦だったーというのが前作「?」のエンディング。今回の映画はそこから始まる。ついに罠にかかったアリスを取り囲む無数の戦闘機。艦めがけて降り注ぐミサイルの嵐。開巻から観客を圧倒する大スケールの激戦が繰り広げられるのだ。
前作「?」のラストでファンを狂喜させたのが、ジル・バレンタイン（シエナ・ギロリー）の再登場。しかも「?」ではアリスの最大の味方だった彼女が、今回はアンブレラ社のハンターとしてアリスに迫る。アリスに負けない身体能力を持つ史上最強の女刑事ジル。冒頭の艦上での戦いをはじめ、直接対決をくり広げるアリスとジルのバトルは、ファンの夢が叶ったものといえよう。