「レオン」のリュック・ベッソンが製作と脚本を担当したヒロイン・アクション。復讐のため暗殺者になった女性を「アバター」のゾーイ・サルダナが演じる。共演はジョルディ・モリャ、マイケル・ヴァルタン、レニー・ジェームズら。監督は「トランスポーター3」のオリヴィエ・メガトン。
南米コロンビア。九歳の少女カトレアは、地元のドンの手で差し向けられたマルコ(モリャ)によって、家族を惨殺される。カトレアは父の言いつけどおり国境を越えてシカゴに渡り、叔父エミリオに育てられる。しかし敵に復讐する心は消えなかった。十五年後の現代。美しく成長したカトレア(ゾーイ)は、エミリオの手配する“仕事”を次々こなす凄腕暗殺者になっていた。彼女は標的の遺体に口紅でカトレアの花を描くのを常としたが、FBI捜査官のロス(ジェームズ)もその真意を掴めないまま。それは復讐を狙うドンをおびき寄せる行為でもあったのだ。そんな彼女の安らぎは恋人ダニー(ヴァルタン)といる時だけだが、その素性は伏せていた。
ついにドンが彼女の存在を嗅ぎ付け、マルコを渡米させる。ロスもダニーが無意識に撮った写真からカトレアを容疑者としてマークする。不穏な気配を感じたエミリオは断腸の思いでカトレアとの絶縁を言い渡すが、危険はすぐ近くにまで迫っていた。大きな悲劇を味わったカトレアの最後の戦いが始まる。
スタッフ・キャスト
[監督]オリヴィエ・メガトン
[出演]ゾーイ・サルダナ、ジョルディ・モリャ
上映時間:1時間48分
配給:20119年米=仏映画/ショウゲート配給
公開日:9月1日公開
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