2009年のカンヌ映画祭“ある視点”部門でグランプリを受賞し、2011年のアカデミー賞では外国語映画賞の候補になったドラマ。監督は新鋭ヨルゴス・ランティモスで、クリストス・ステルギオグル、クリストス・パサリス、アンナ・カレジドゥらの出演。
ギリシアのある町の郊外にある裕福な家庭。プールと広い庭のあるその家は、四方を高い塀で囲まれている。何と、両親が子供たちを外の世界の汚らわしい影響から守るため、外に出さないで育てているのだ。『外の世界は恐ろしいところだ』と子供たちに信じ込ませ、家の敷地から一歩も出さない生活。
そんな異常な暮しだったが、父親(ステルギオグル)と母親(ミシェール・ヴァレー)のもとで、長女(アンゲリキ・パプーリャ)、次女(マリア・ツォニ)、長男(パサリス)の三人の子供たちは、これが普通の生活だと信じ込み、平穏で幸せと思われる毎日を送っていた。
スタッフ・キャスト
[監督]ヨルゴス・ランティモス
[出演]クリストス・ステルギオグル、クリストス・パサリス
上映時間:1時間36分
配給:2009年ギリシア映画/彩プロ配給
公開日:8月18日公開
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