交通事故で記憶を失った妻と、彼女の愛を取り戻そうと真摯な愛を捧げる夫……アメリカで起こった実話を基にしたラブストーリーで、「シャーロック・ホームズ」のレーチェル・マクアダムズと「親愛なるきみへ」のチャニング・テータムが主人公の夫婦に扮している他、「ハンター」のサム・ニールと「ビッグ・フィッシュ」のジェシカ・ラングというベテランがレーチェルの両親役で共演。監督はTV界のベテラン、マイケル・スーシーが担当している。
最近、親友たちの立会いで結婚式を挙げたレオ(テータム)とペイジ(レーチェル)は、シカゴで充実した生活を送っていた。レオは録音スタジオを経営し、ペイジは新進の彫刻家として注文も入るようになってきている。
だがそんな二人を悲劇が襲う。交通事故でレオは軽傷だったが、ペイジが記憶喪失になってしまったのだ。彼女の覚えているのは家を出る前のロースクール時代まで。レオと出会った四年前からの思い出はひとかけらも残っていなかった。いまの彼女にとって、レオは見知らぬ他人でしかないのだ。
ペイジの父ビル(ニール)と母リタ(ジェシカ)が病院に現われ、娘を連れ帰ろうとする。しかしレオは残っていたボイスメールを彼女に聞かせ、自分との生活を試してみることに同意させた。だがその生活はペイジにとって戸惑うことばかり。レオは何とか彼女の記憶を取り戻させようとするが些細なことから喧嘩になり、彼女は自宅に戻ってしまう。
もう彼女の記憶は戻らない。そう判断したレオは、記憶ではなく彼女の愛を取り戻そうと、再び彼女をデートに誘い最初からやり直そうとする。しかしペイジの気持ちは彼を向かず、レオはついに悲痛な決断をする。
スタッフ・キャスト
[監督]マイケル・スーシー
[出演]チャニング・テータム、レーチェル・マクアダムズ
上映時間:1時間44分
配給:2012年アメリカ映画/ソニー・ピクチャーズ配給
公開日:6月1日公開
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