ジョン・カサヴェテス自ら主演したテッド・アレンの戯曲の映画化。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。
人気作家のロバート(カサヴェテス)は愛についての著作を書きながら実生活では結婚に失敗。酒に溺れる生活を送っていた。彼にはサラ(ジーナ・ローランズ)という姉がいるが彼女もまた結婚生活の危機を迎え、精神が疲弊していた。ある日、ロバートは前妻との息子アルビーを預かることになり、久々に弟を訪ねてきたサラに家の留守を頼み、息子とラスベガスへ旅行に行くことを決める。そんなロバートは旅行先で息子と二人っきりになるも結局ひとりで街へ繰り出し遊んでしまう。一方の姉サラは離れて暮らす娘から電話を受け、精神が狂い始めることに。息子との関係修復が上手くいかないまま帰宅したロバートは、狂気的な姉を見て心配するもなす術なく遂にサラの行動は常軌を逸してしまう。
スタッフ・キャスト
[監督]ジョン・カサヴェテス
[出演]ジーナ・ローランズ、ジョン・カサヴェテス
上映時間:2時間21分
配給:1984年アメリカ映画/ザジフィルムズ配給
公開日:5月26日公開