インド映画史上最高額の製作費をかけて作られたSFアクション。世界各国で上映され、その興行収入は一〇〇億円以上と大ヒットを記録した本作の主演は、98年に「ムトゥ 踊るマハラジャ」を日本でヒットさせたラジニカーント。ヒロインに94年のミス・ワールドに輝いた美女、アイシュワリヤ・ラーイ。監督はシャンカール。
ロボット工学博士のバシー(ラジニカーント)は恋人サナ(アイシュワリヤ)と会う時間を削るほど研究に没頭し、ついに驚異のパワーを持つロボットを完成させた。バシーと瓜二つの容姿を持つロボットはチッティ(ラジニカーント二役)と名付けられ、人工知能開発局(AIRD)で披露される。多くの委員が絶賛する中、ボラ教授(ダニー・デンゾンパ)だけは善悪の判断のできないロボットは危険だと批判する。そこでバシーはチッティに感情をインプット。感情を持ったチッティは怒り、喜び、そしてサナを愛する感情を持ち、バシーとサナの結婚が決まると喪失状態に。そんなチッティはロボットとしての機能を発揮できず、バシーによって破壊され廃棄場に捨てられる。そこへある人物がチッティの残骸を回収しに来た。ボラ教授だ。教授はチッティの身体に戦闘用プログラムを入れ込み、凶悪な心を持つ新型チッティを作り上げた。
スタッフ・キャスト
[監督]シャンカール
[出演]ラジニカーント、アイシュワリヤ・ラーイ
上映時間:2時間19分
配給:2010年インド映画/アンプラグド配給
公開日:5月12日公開
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