同じ時期に世界の四つの地域で生まれた赤ちゃんたちの成長を、歩き出すまでの一年間に渡って見つめ続けるドキュメンタリー。プロデューサーとしても活躍するトマ・バルメの監督作品で、今回も共同製作を担当している。全米公開時には、ドキュメンタリー作品としては珍しく初登場でのトップ10入りを果たしている。
2009年4月、世界の四か所で赤ちゃんが誕生した。アメリカではサンフランシスコ近郊オークランドで女の子ハティが。アフリカのナミビア北西部では少数民族ヒンバ族の女の子ポニジャオが。モンゴル中心の草原地帯バヤンチャンドマニでは男の子バヤルジャルガルが。そして日本の東京都心部では女の子マリが。
同じ時期に生まれたというだけで、文明の最先端からほぼ原始的といっていい生活まで、生活環境のまったく違うこの四人の赤ちゃんたちが、両親や周囲の人々に愛されながら成長し、最初の一歩を踏み出すまでの約一年間の様子が綴られていく。
スタッフ・キャスト
[監督]トマ・バルメ
上映時間:1時間19分
配給:2010年フランス映画/エスパース・サロウ配給
公開日:5月5日公開
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