昨年4月に亡くなったシドニー・ルメット監督(「その土曜日、7時58分」)が、「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼルを主演にした裁判劇。1987年から二一か月に渡って行なわれた被告二〇人、罪状七六件、控え陪審員八名という、史上最長のマフィア裁判を基にした作品で、「私だけのハッピー・エンディング」のピーター・ディンクレージ、ロン・シルヴァーらの共演。
ルッケーゼ・ファミリーの一員ジャッキー(ディーゼル)は麻薬取引の罪で三〇年の刑を受けた。連邦検察官ショーン(ライナス・ローチ)は仲間を売れば刑期を短縮すると司法取引を持ちかけるが、仲間思いのジャッキーはそれを断わった。
こうして全米最大のマフィアであるルッケーゼ・ファミリーの、ジャッキーを含む二〇人を被告にした裁判が始まる。被告にはそれぞれ弁護人が付いたが、ジャッキーは自ら自身の弁護をすることに。
スタッフ・キャスト
[監督]シドニー・ルメット
[出演]ヴィン・ディーゼル、ライナス・ローチ
上映時間:2時間4分
配給:2006年アメリカ映画/ミッドシップ配給
公開日:5月19日公開
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