「アンダーグラウンド」のミキ・マノイロヴィッチを主演に、これが長編劇映画二作目となるステファン・コマンダレフが監督(兼共同脚本)した家族ドラマ。ほかにカルロ・リューベック、フリスト・ムタフチェフらが共演している。
1983年、アレックスの一家は共産党政権下のブルガリアから亡命、イタリアの難民収容所を経てドイツに渡った。
二五年後、一家は祖父のいるブルガリアに里帰りしようとするが交通事故に遭い両親は死亡、成人したアレックス(リューベック)は記憶喪失になってしまう。祖父バイ・ダン(マノイロヴィッチ)は孫のためにドイツまで足を運ぶがアレックスの記憶は戻らない。バイ・ダンは孫を誘い、飛行機や列車ではなくタンデム自転車でブルガリアまでヨーロッパを横断する旅に出ることを提案する。
スタッフ・キャスト
[監督]ステファン・コマンダレフ
[出演]ミキ・マノイロヴィッチ、カルロ・リューベック
上映時間:1時間45分
配給:2008年ブルガリア=独=ハンガリー=スロベニア=セルビア映画/エスピーオー配給
公開日:5月12日公開
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