「街のあかり」以来5年ぶりとなるアキ・カウリスマキ監督(製作・脚本も)の長編で、常連俳優のアンドレ・ウィルム(「Ricky/リッキー」)、カティ・オウティネン、「バレッツ」のジャン・ピエール・ダルッサンらの出演。
かつてはパリでボヘミアンな生活を送ったマルセル(ウィルム)は、いまは港町ル・アーヴルで靴磨きをしながら生活していた。愛する妻アルレッティ(カティ)と愛犬とのささやかだが幸せな暮し。
だがアルレッティが病に倒れ入院してしまう。一人暮しに寂しさを感じるマルセル。そんな時、港にアフリカからの不法移民の隠れたコンテナが漂着する。そこからただ一人逃げ出した少年イドリッサ(ブロンダン・ミゲル)と偶然出会ったマルセルは、隣人たちの協力で少年を連れ帰り、優秀なモネ警視(ダルッサン)の執拗な捜査から守ってやることにした。
スタッフ・キャスト
[監督]アキ・カウリスマキ
[出演]アンドレ・ウィルム、カティ・オウティネン
上映時間:1時間33分
配給:2011年フィンランド=仏=独映画/ユーロスペース配給
公開日:4月28日公開
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