「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のホアキン・フェニックスが、「ペントハウス」のケーシー・アフレックと共に脚本と製作を担当して主演、アフレックが監督デビュー(兼共演)を果たした問題作。“モキュメンタリー”(モックアップとドキュメンタリーの造語)と呼ばれる実録風に撮った偽ドキュメンタリーで、ブルース・ウィリスやジャック・ニコルスンらも本人役で顔を見せている。
2008年末、ホアキンは俳優引退とラッパーへの転向を発表した。それから数か月後、すでに完成していた主演映画のPRのためTV出演したホアキンは、激太りのうえ髭は生やし放題、挙動不審で会話もままならないほどだった。人々はホアキンが精神的に疲弊し、薬物に走ったのではないかと心配した。
そして二年後、それ以後のホアキンに密着した(という触れ込みの)映画が公開された。そこには人生に苦悩しながらも、必死にラッパーとして生きようとするホアキンの姿が映し出されていた。
スタッフ・キャスト
[監督]ケーシー・アフレック
[出演]ホアキン・フェニックス、ケーシー・アフレック
上映時間:1時間48分
配給:2010年アメリカ映画/トランスフォーマー配給
公開日:4月28日公開
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