「夏物語」のエリック・ロメール監督が実際にあったスパイ事件を基に描いた陰謀劇。
1930年代のパリにはロシアからの亡命者が多かった。白軍の将校フョードル(セルジュ・レンコ)もその一人で、ギリシア人の妻アルシノエ(カテリーナ・ディダスカル)を伴い、在仏ロシア軍人協会で働いている。アルシノエは夫の仕事を知りたいと思い問い詰めるが、彼は自分は諜報員なのでしゃべれないと言う。やがて軍人協会の会長誘拐事件が起こり、フョードルに嫌疑がかかってしまった。
スタッフ・キャスト
[監督]エリック・ロメール
[出演]セルジュ・レンコ、カテリーナ・ディダスカル
上映時間:1時間55分
配給:2003年フランス映画/紀伊國屋書店=マーメイドフィルム配給
公開日:4月21日公開
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