今年のアカデミー賞で主演男優賞(ゲーリー・オールドマン)はじめ、脚色、作曲賞にノミネートされたトーマス・アルフレッドソン監督作品。ジョン・ル・カレのスパイ小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を映画化したもので、他にコリン・ファース、ジョン・ハート、シアラン・ハインズ、トビー・ジョーンズ、トム・ハーディーら実力派が共演。
東西冷戦時代。英国諜報部(サーカス)のリーダー、コントロール(ハート)は、サーカス幹部の中にソ連の二重スパイ?もぐら〞がいるという情報をつかみ、その正体を情報提供者から聞きだすために工作員ジムをブダペストに送り込むが作戦は失敗。コントロールは長年の右腕諜報員スマイリー(オールドマン)を連れてサーカスを去った後、謎の死を遂げた。
愛妻にも去られたスマイリーは、突然次官に呼び出され、コントロールの後を継いだ4人の幹部、パーシー(ジョーンズ)、ビル(ファース)、ロイ(ハインズ)、トビーの中から?もぐら〞を突き止める極秘指令を受ける。部下のピーターらと隠密に行動を開始するスマイリー。そんな彼の元に、東側に寝返ったと思われていたリッキー(ハーディー)が助けを求めてくる。
スタッフ・キャスト
[監督]トーマス・アルフレッドソン
[出演]ゲーリー・オールドマン、コリン・ファース
上映時間:2時間8分
配給:2011年英=仏=独映画/ギャガ配給
公開日:4月21日公開
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