裏社会に生きるクセ者たちによる予測不能の罠と裏切りを描くクライム･アクション。新人監督アーロン・ハーヴィーのデビュー作に、「ダイ･ハード」のブルース･ウィリス、フォレスト･ホィッテカー、マリン･アカーマンら豪華出演者が結集。
　ラスベガス。三人組の美女強盗、テス（マリン）、カラ（ニッキー・リード）、ドーンは、雇い主であるメル（ウィリス）の依頼で郊外のダイナーに車を走らせる。目的は、メルの縄張りを荒らす男たちの薬物取引現場をおさえ、その正体を暴くこと。道中、謎めいた黒人警官（ホィッテカー）が強引に車に乗り込んできた。
　ダイナーに着いたのは深夜3時過ぎ。数人の怪しげな客がいたが、テスが銃を抜いた瞬間、たちまち店内は修羅場と化す。銃撃戦の末、カラとドーンは死亡。一人残されたテスに、店の奥から現われた男がライフルの銃口を向け、メルから殺害依頼を受けたことを明かす。