理不尽な扱いを受ける黒人メイドたちの本音を集めた一冊の本。それは人種差別の色濃い南部の町に一石を投じ、やがて社会や時代までも変えていく。キャスリン・ストケットのベストセラー小説を新人監督テート・テーラーが映画化した感動のドラマ。全米興行収入三週連続一位のヒットを記録し、本年度アカデミー賞でオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞を受賞、ほかに作品賞、主演女優賞(ヴィオラ・デーヴィス)、助演女優賞(ジェシカ・チャステーン)で候補だった。ヒロイン役に『アメイジング・スパイダーマン』が控えるエマ・ストーン。
1960年代のアメリカ南部。家庭に入るよりも作家になることを夢見る進歩的な女性スキーター(エマ)は大学卒業後に戻ってきた故郷の様子を見て言葉を失う。保守的なその町には、前時代的な人種差別が公然と残っていたのだ。特に同級生ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)は病的な差別主義者で、黒人メイド専用トイレを設置する運動まで行なっていた。スキーターは町のメイドの実態を伝える本の執筆を決意する。
スタッフ・キャスト
[監督]テート・テーラー
[出演]エマ・ストーン、ヴィオラ・デーヴィス
上映時間:2時間26分
配給:2011年アメリカ映画/ウォルト・ディズニー・スタジオ配給
公開日:3月31日公開
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