ブルース・リーの師として高名なイップ・マンの幼少期から青年期を描くアクションで、「１９１１」のデニス・トーが青年期のイップ・マンに扮している他、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウといったベテランのクンフー・スターが共演、日本からも澤田拳也が出演している。監督は「忍者」のハーマン・ヤウ。
１９０５年、中国広東省佛山市。六歳のイップ・マンは義兄ティンチーと共に親元を離れ、詠春拳の宗師チェン（キンポー）のもとで修行することになった。一年後、チェンは病に倒れ、一番弟子のツォンソウ（ピョウ）が跡を継ぐ。厳しい訓練を経て青年に成長したイップ・マン（トー）は副市長の娘をチンピラから救ったことから彼女に思いを寄せられるようになる。
香港の大学に入ったイップ・マンは中国人を馬鹿にした英国人を叩きのめし有名人になるが、薬局の老主人が詠春拳の達人であることを知り彼に師事した。