「シャッター アイランド」のマーティン・スコセッシ監督が初めて3D映画に挑戦した作品で、ブライアン・セルズニックのイラスト・ノベルを基に、孤児の少年の冒険が描かれる。主演は「縞模様のパジャマの少年」のエーサ・バターフィールドで、それに「モールス」のクロエ・グレース・モレッツ、「エレジー」のベン・キングズリー、「ブルーノ」のサシャ・バロン・コーエン、「コンテイジョン」のジュード・ローらが共演している。
1930年代のパリ。孤児の少年ヒューゴ(バターフィールド)は駅の時計台に一人で隠れ住んでいた。時計職人だった父(ロー)を火事で亡くして時計修理人のおじさんに引取られたが、そのおじさんもいつか行方不明になっていたのだ。唯一の友は、博物館の所蔵品の修理もしていた父が亡くなる直前まで手がけていた精巧な機械人形。だが胸のハート型の鍵穴に合う鍵を見つけなければ人形は動かない。
ある日ヒューゴは駅構内のおもちゃ屋で盗みを働こうとするが、店主のジョルジュ(キングズリー)に捕まってしまい、ポケットの中身を全部出さなければ鉄道公安官(コーエン)に突き出すと脅される。ヒューゴの持っていた父の残したノートには、機械人形の修理方法が描いてあったが、それを見たジョルジュは顔色を変え、そのノートを取り上げてしまった。
スタッフ・キャスト
[監督]マーティン・スコセッシ
[出演]エーサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ
上映時間:2時間6分
配給:2011年アメリカ映画/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給
公開日:3月1日公開
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