「うつせみ」「弓」「ブレス」など話題作を連発し、カンヌ、ベネチア、ベルリンという三大国際映画祭の常連で韓国映画界の鬼才と呼ばれたキム・ギドク監督。だが彼は2008年の「悲夢」以来、姿をくらまし作品を発表しなくなってしまった。なぜ彼は行方をくらましたのか、どこで何をしていたのか。ギドク自身が監督・撮影など全てを自分でこなしたセルフ・ドキュメンタリー。アリランとは“自らを悟る”という意味の朝鮮民謡。
「悲夢」の撮影時に事故が起こり、女優が命を失いかけた。この時ギドクは大きなショックを受け、『人の命を危険にさらして映画に何の意味があるのか』と自問するようになった。雪深い山間の町外れの一軒家。家の中にテントを張り、薪ストーブで煮炊きするギドク。
スタッフ・キャスト
[監督]キム・ギドク
上映時間:1時間31分
配給:2011年韓国映画/クレストインターナショナル配給
公開日:3月3日公開
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