「クロッシング」のリチャード・ギアが主演するスパイ・アクションで、「ウォンテッド」の脚本家コンビ、マイケル・ブラントとデレク・ハースが十一年間温めてきた企画の映画化。この映画でブラントが監督、ハースが製作者としてデビューしている。
共演は「スパイダーマン3」のトファー・グレース、マーティン・シーンほか。
親ロシア派のアメリカ上院議員が暗殺され、その手口から犯人として浮かび上がったのは旧ソ連の伝説の殺し屋カシウス。だがカシウスはすでに死んでいるはずだった。CIA長官ハイランド(シーン)はかつてカシウスをリーダーとする暗殺集団“カシウス7”を追っていた元エージェントのポール(ギア)を復帰させ、暗殺された議員を内偵していたFBIの若手捜査官ベン(グレース)と組ませることにした。
ポールは、カシウスは死んでいてこの暗殺は模倣犯の仕業だと主張するが、ベンは納得しない。さらにハイランドが、かつてポールが射殺したはずの“カシウス7”の一人ブルータス(スティーヴン・モイヤー)が獄中で生存していることを明かす。引退を希望していたポールには伏せられていたのだ。
スタッフ・キャスト
[監督]マイケル・ブラント
[出演]リチャード・ギア、トファー・グレース
上映時間:1時間38分
配給:2011年アメリカ映画/クロックワークス配給
公開日:2月25日公開
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