全人類の外見の老化が25歳で止まり、そこから死へのカウントダウンが始まる近未来。この世界は25歳以後を生き延びたければ労働で時間を稼がなければならない。そんな未来を生み出したのは「ガタカ」のアンドルー・ニコル監督。主演は「ステイ・フレンズ」のジャスティン・ティンバーレーク、「クロエ」のアマンダ・サイフリッド。共演にはアレックス・ペティファー、オリヴィア・ワイルドら若手俳優が集結。
貧困地区デイトンで母レイチェル（オリヴィア）と暮らすウィル（ティンバーレーク）は、余命時間が一日分もなく、日雇い労働でその日の時間を稼ぐ毎日だ。ある晩、ウィルは一世紀以上もの時間を所有するヘンリーを、ギャングのフォーティス（ペティファー）一味から救ったことにより知り合う。既に105年生きたヘンリーは生きることに疲弊し、全時間をウィルに与えた後、死を選ぶ。その直後、残り時間の少ない母が死んでしまい、絶望したウィルは怒りの矛先を多大な時間を持つ人々の住む富裕地区ニューグリニッジへ向ける。
富裕地区に進入したウィルは大富豪フィリップ（ヴィンセント・カーシーザー）の娘シルビア（アマンダ）と出会う。