「ビバリーヒルズ・コップ」のエディー・マーフィーの原案を基に、「ラッシュアワー」のブレット・ラトナーが監督したクライム・コメディー。主演は「ナイト ミュージアム」のベン・スティラーで、マーフィーの他、「キラー・インサイド・ミー」のケーシー・アフレック、「いとしい人」のマシュー・ブロドリック、アラン・アルダ、ティア・レオニーらが共演している。
ニューヨークのマンハッタン、セントラル・パークを見下ろす六五階建ての超高級マンション“ザ・タワー”。五つ星ホテル並のサービスを誇るこのマンションのマネージャー、ジョシュ(スティラー)は、最上階のペントハウスに住む金融界の超大物ショウ(アルダ)の信頼も厚く、コンシェルジュを務める妹の夫チャーリー(アフレック)をはじめとするマンション従業員たちからも信頼されている。
ところがある日、大捕物の末にショウが証券詐欺の容疑でFBIに逮捕されてしまう。青くなるジョシュ。彼は数か月前に“ザ・タワー”の従業員の年金の運用をショウに託していたのだ。彼が有罪なら自分たちの年金はゼロになってしまう。老ドアマンのレスターなどは年金ばかりでなく全財産をショウに任せていたため、絶望のあまり自殺騒ぎを起こし病院に入院する始末。
ジョシュは1000万ドルの保釈金で自宅監禁を条件に釈放されたショウに詰め寄るが、『投資はギャンブルだ、失敗もある』と開き直るショウに怒りを爆発させ、ペントハウスに飾られていたフェラーリを叩き壊し、総支配人からクビを言い渡されてしまう。
失意のどん底で“ザ・タワー”を去ったジョシュだったが、事件で知り合ったFBIの女性捜査官クレア(ティア)から意外な事実を知らされる。
スタッフ・キャスト
[監督]ブレット・ラトナー
[出演]ベン・スティラー、エディー・マーフィー
上映時間:1時間44分
配給:2011年アメリカ映画/ユニバーサル映画=東宝東和配給
公開日:2月3日公開
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