「ふたりのトスカーナ」のイザベラ・ロッセッリーニと「ロビン・フッド」のウィリアム・ハートの共演で、初老に差しかかった夫婦の危機を描く人間ドラマ。監督・脚本は「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガヴラス。
結婚30年を迎えた建築家のアダム(ハート)と元教師のメアリー(イザベラ)の夫婦は、三人の子供たちも独立し、夫婦二人きりの生活を送っている。
しかし、夫のこれまでの業績を祝う授賞式の日、メアリーは一時的に記憶を失ってしまう。これは認知症なのか。主治医の勧めでジムに通っても初老の彼女には馴染めない。ボランティアに参加しても若いコーディネーターの態度に怒りを覚え飛び出してしまう。一方、アダムは事務所が資金難の折、共同経営者が受注した高齢者用ホスピスの設計に乗り気になれず、若いスタッフが手掛ける美術館の設計の手助けを始める。
スタッフ・キャスト
[監督]ジュリー・ガヴラス
[出演]イザベラ・ロッセッリーニ、ウィリアム・ハート
上映時間:1時間30分
配給:2011年仏=ベルギー=英映画/アルバトロス・フィルム配給
公開日:2月4日公開
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