「ディパーテッド」でアカデミー脚本賞を受賞したウィリアム・モナハンの監督デビュー作（製作・脚本も兼任）で、「モンスター上司」のコリン・ファレルの主演。「わたしを離さないで」のキーラ・ナイトリー、「復讐捜査線」のレイ・ウィンストン、「ハリー・ポッター」シリーズのデーヴィッド・セーリスらが共演している。
重傷害罪で三年の刑期を務めたミッチェル（ファレル）は出所したら人生をやり直そうと思っていたが、悪友ビリー（ベン・チャップリン）から借金取り立ての手伝いを頼まれる。その夜開かれた彼の出所祝いのパーティーで女性記者と知り合ったミッチェルは、若くして引退した人気女優シャーロット（キーラ）の家の雑用係兼ボディーガードの仕事を紹介された。パパラッチにつきまとわれて脅えている彼女に会い、ミッチェルはその仕事を引き受ける。その家は元俳優のハウスマネージャー、ジョーダン（セーリス）が仕切っていた。
そんな折、知り合いのホームレスの老人ジョーが団地に住む二人の少年に殺された。復讐を決意するミッチェル。