死んだ母親が生涯隠し続けてきた壮絶な過去と衝撃の真実を描き出し、第八三回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたヒューマン・ドラマ。出演はルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー・プーラン、マキシム・ゴーデットほか。監督・脚本はドゥニ・ヴィルヌーヴ。
不意に放心状態に陥り死亡してしまった母ナワル(ルブナ)。双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ)とシモン(ゴーデット)は公証人から母の遺言を聞く。それは、行方不明の父と兄を捜して手紙を渡してほしいというものだった。ジャンヌは遥か遠い中東にある母の祖国を訪ねに行く。
1970年、中東某国の村でキリスト教徒として生まれ育ったナワルは、異教徒の青年と許されない恋に落ち、彼の子供を授かる。だが青年は殺され、ナワルも息子を取り上げられ追放されてしまう。
スタッフ・キャスト
[監督]ドゥニ・ヴィルヌーヴ
[出演]ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー・プーラン
上映時間:2時間11分
配給:2010年カナダ=仏映画/アルバトロス・フィルム配給
公開日:12月17日公開
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