ロボットたちが人間に代わって格闘技を行なう世界を舞台に、父と子の絆の再生を描くショーン・レヴィー(「ナイト ミュージアム」)監督作で、製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが務めている。出演は「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマン、「マイティ・ソー」のダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、ケヴィン・デュランドら。
生身の人間に代わって、高性能ロボットたちがリング上で格闘技を行なう時代。元ボクサーのチャーリー(ジャックマン)は、今はファイター・ロボットのトレーナーとして、借金を重ねながら各地をドサ回りしている状況。そんな彼に思わぬ知らせが届く。十年前に別れた恋人が、彼との子供である十一歳のマックス(ゴヨ)を残して亡くなったというのだ。マックスを養子にしたがっている叔母夫妻の心理を利用して、チャーリーは裕福な夫妻から息子と引き換えに大金をせしめる“商談”を成立させる。だが夫妻が海外に出かける二か月の間だけ、初対面の息子を手元に置くことに。
チャーリーはボクサーの自分を育ててくれた今は亡きオーナーのジムにマックスを連れて行く。オーナーの娘ベイリー(エヴァンジェリン)は呆れながらもチャーリーをそこに住まわせていた。父の態度に反発的なマックスだったが、一世を風靡したファイター・ロボット、ノイジー・ボーイがジムに届いたことに興奮する。彼は根っからのゲーム好きで、もちろんロボット格闘技にも詳しかった。親子はノイジー・ボーイをアンダーグラウンドの試合に出場させるが、チャーリーの判断ミスで、伝説のファイターはスクラップに。
もはやゴミ捨て場で廃棄パーツを集めてロボットを作るしかなくなったチャーリー。そこでマックスが埋められたロボットを偶然発見する。
スタッフ・キャスト
[監督]ショーン・レヴィー
[出演]ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ
上映時間:2時間8分
配給:2011年アメリカ映画/ウォルト・ディズニー・スタジオ配給
公開日:12月9日公開
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